1886年創立の国立聾学校である。
現在52人の難聴の子どもたちが在籍している。聾、難聴、CI児、言語障害(聴児)の子どもが在籍している。1クラス10人程度で構成され、各クラスに教員が2人配置されている。一人は手話を用いて、もう一人は音声を用いる担当になっている。0学年から10学年まである。教員も生徒もFMマイクを装着している。聾の児童、難聴の児童の混合で授業をしている。
今年(2012年8月現在)は52人の生徒と20人の教員が働いている。20人中6人が、聾または難聴の教員である。寄宿舎の職員、電子技術担当のスタッフ、臨床心理士(ろうスタッフ含む)などもいる。スウェーデンの学校には、臨床心理士、ソーシャルワーカ、言語療法士、看護師により構成される学校保健委員会がある。すべての職員が手話を使える。給食室のスタッフも手話を使える。今後は(国の方針で?)言語障害児の受け入れは行えなくなってしまった。寄宿舎は全部で4つある。52人中18人が寄宿舎に住んでいる。各寄宿舎に4人前後の児童生徒が寄宿している。
本校の在籍児に対して責任を負う他に、1年に3週間他の学校に通っている子どもが手話の勉強をするために本校を利用する。その子どもたちへの責任も期間中担うことになる。聴覚障害や手話について講義を行っている。