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研究4−1 字幕の読み取りへの支援
研究4−2 集団参加が苦手な事例


 
科学研究費補助金(16H03809)報告
研究4−1

発達障害様の困難を併せ有する聴覚障害児における
字幕の読み取りに関する一研究

松田 桜(都立大塚ろう学校)
 M田豊彦(東京学芸大学)

【問題と目的】
平成9年に放送法が改正され、字幕番組をできる限り多く設ける放送努力義務が規定された。また、教育現場においても映像機器の導入が進んでいる。聴覚障害児が映像からより多くの情報を得るためには、字幕の読み取りは欠かせないものになっている。字幕を読み取れる聴覚障害児を対象とした字幕の研究はいくつかみられるが、発達障害などを併せ持ち、字幕の読み取りに困難を示す聴覚障害児を対象に、困難の原因を探ったり、困難を改善するための支援方法を検討したりした研究は見当たらない。発達性読み書き障害は大脳の左側頭葉に機能低下がみられるものの、訓練を行うことで近隣部位が活性化したり補償的に機能したりするため、読み書き能力の向上が期待できるとしている(杉本,2016)。そこで本研究では、ろう学校に在籍する発達性読み書き障害様の困難を併せ有する聴覚障害児1名の字幕を読み取る際の眼球運動を分析し、他の聴覚障害児群との比較を通して特徴を明らかにすることを目的とする。また、その特徴から、字幕からより多くの情報を読み取るための支援方法を検討する。

  
研究4-1報告書(PDF 527KB)


 
科学研究費補助金(16H03809)報告
研究4−2

集団参加を苦手とする聴覚障害児に対する継続支援

岩田能理子(都立大塚ろう学校)
M田豊彦(東京学芸大学)
大鹿 綾(筑波技術大学)
喜屋武睦(福岡教育大学)

発達障害と聴覚障害を合併する子どもへの対応は喫緊の教育課題である。大鹿ら(2008)の全国調査ではASD様の対人的課題を持つ児童生徒が聴覚特別支援学校の中に4.8%在籍していると報告している。

このような子どものなかには、集団での活動への参加を苦手とする児童がいる。そのような合併事例(以下、a児)に対して比較的長期に支援する機会を得たので、その支援内容と対象児の変容を報告する。

  
研究4-2報告書(PDF 185KB)

 

 

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